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便利屋経営の特殊性 |
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便利屋など訪問サービス業者の商品は、お客様の要望です |
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通常、便利屋などの訪問サービス業における商品は、作業であると考えている経営者が多いようです。
作業技術が収入(売り上げ)の源泉と考えている場合が多いのです。
しかし、もし作業技術が収入の源泉だとすれば、専門業者(作業技術のプロ)を名乗って商売をしたほうが有利のような気がします。
実際、便利屋に対するお客様の印象は、精度が高い作業してくれるという期待はありません。
精度ではなく、「早く!」とか「安い!」とかの期待のほうが高いような気がします。
いわゆる間に合わせ的な商売人としての位置づけになっているのです。
ですから、作業技術が優秀で高い精度の仕事ができるのであれば、便利屋など訪問サービス業を名乗っての商売は得策ではありません。
そこで、全国サービス業品質協会では、
「便利屋など訪問サービス業の商品は、お客様の要望である!」
としています。
便利屋などの仕事をそのように位置付けると、作業技術より大切なことがあることが見えてきます。
どんなことがあってもお客様のご要望を優先すると言うことです。
お客様が「右から順にやってください!」と言えば、便利屋などはそのようにやればいいのです。
「便利屋など訪問サービス業の商品は、お客様の要望である!」
このことがうまく機能すれば、お客様は作業が完了したこと以上の喜びを感じてくれるはずです。
何となく便利屋と言う商売が面白くなってきました。
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便利屋などの最大の特徴は、お客様に信頼されていないこと |
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便利屋など訪問サービス業の最大の特徴は「お客様に信頼されていない!」ことです。
このことは、便利屋などの経営に大きな影響を与えることなります。
経営姿勢、経営戦略、顧客確保(広告宣伝)など、便利屋経営のすべてが「お客様に信頼されていない!」ことの影響を受けています。
このとき、笑ってしまいますが、便利屋などの経営者は「当社は便利屋を名乗っていないから大丈夫!」と言います。
実は、お客様(依頼者)は、便利屋と言う名称を信頼していないのではありません。
便利屋などには仕事を依頼したいと思っています。
しかし、便利屋などに依頼したい状況にならないのです。
信頼していないのは便利屋など訪問サービス業を運営している経営者だからです。
このことを間違っている理解している経営者がほとんどです。
そのため、受注量がじり貧になっていき、便利屋を廃業しているようなのです。
便利屋を健全に運営している業者も数多くいらっしゃいます。
便利屋が良くないのではなく、運営方法が間違っていることに気が付いた経営者は着実に仕事をこなしています。
<190206> |
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